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株式市場は抜群に強いですね。日経平均株価は史上最高値を更新中です。内外の機関投資家のファンドマネージャーは多くがサマーバカンスなのに。どうして?お盆休みに墓参りに行くという人もいます。先日、「これから山口の実家だよ」という証券マンがいました。ご苦労様です。
ある人は「親兄弟の親戚だが、家が絶えてしまってねえ。祭りごと(仏事)をやる者がいない。ほとんど行き来はなかったのだが、長男の私がお盆ぐらいはやらないと」と。う~ん、これは大変です。少子高齢化社会の到来です。今後、後継者のいない家は増えるでしょうね。
いわば日本の縮図です。空き家は激増しています。筆者もお盆に田舎に帰ったのですが、休耕田だらけでした。減反政策は終了、コメの増産に転換します。農機具メーカーの出番です。
市場は政治の迷走に加え、日米ともに秋口にかけて景気後退が危惧されています。トランプ関税の影響です。トランプ関税については輸出国(業者)が8割、輸入国(業者)が2割程度を負担しています。
輸出業者はアメリカでのシェア維持(値引き販売)を優先、輸入業者は値上げによる収益悪化をリストラ(人員削減)でカバーしようとしています。この結果、アメリカの雇用は悪化します。しかし、株式市場はそんなことは「なんのその」といった感じです。これは怖いですね。
ただ、救いなのはFRBパウエル議長が9月に利下げ(確率9割超)を決断しそうなムードになっていることです。QE(量的金融引き締め)の中止もありそうです。8月21~23日のジャクソンホールでの演説が注目ではありませんか。日本政府の経済政策が減税、財政出動に転換します。これが株高の主因でしょう。