1月は「行く」、2月は「逃げる」、3月は「去る」という。1~3月は時間が過ぎるのは早い。正月を迎えたばかりなのに。あっという間である。しかし、2025年の投資成果を占うには重要な季節になる。受験生は最後の追い込みだ。インフルエンザが流行している。体調管理にはくれぐれも注意して欲しい、と思う。
さて、1月20日はトランプ第47代アメリカ大統領に就任式だ。ブラジルの前大統領が式典に招待されたものの、パスポートがないため(当局が没収)に出国できず、大騒ぎになっている。
日本は誰が招待されたのだろうか。ソフトバンクグループ(9984)の孫正義氏は出席するだろう。政府関係者は誰?(外務大臣)。ジミー・カーター元大統領の国葬には首相経験者が参列したが…。
NYダウは昨年12月4日に、4万5073ドルのザラバ高値をつけたあと、波乱含みの展開となっている。トランプ政権は「関税と減税」を武器に、アメリカ経済を立て直そうとしているが、これだけでは無理だ。特に、関税の引き上げは世界貿易を失速させる可能性がある。大恐慌時代(1930年)の「スムート・ホーリー法」が好例だろう。
シンクロ・フード(3963)は昨年12月に公募200万株、売り出し600万株を行った。価格は336円だ。なぜ、こんな安値水準でのファイナンスを断行したのか。それはプライム市場上場のための株主作り、それと攻めのチャンスと判断し、AI関連投資を推進する。2025年3月期の配当は5円増の15円とする。
1月30日(木曜)に日本証券新聞社主催、篠山証券協賛の株式講演会を開催します。会場は丹波篠山市民センターです。IR企業はイワキ(6237)、スターティアホールディングス(3393)です。筆者(杉村富生)の登壇は15:00~16:00です。演題は「新春相場での活躍期待株を探る!」になります。https://www.nsjournal.jp/seminar/20250130sasayama/