この季節では妙に、説得力がある。古来、「裏を見せ 表を見せて 散るもみじ」という。すべての事象には裏と表がある。人生は運と不運が背中合わせだ。株式市場もそうだろう。だからこそ、先人は投資の3Kにおいて、「記事の裏を読め」と教えている。ニュースをそのまま受け止めてはいけない。真実は別に、隠れている。
繰り返しになるが、6月以降の相場は完全にボックスゾーンの動きに終始している。いわゆる、往来相場(シーソーゲーム)である。超楽観と総悲観の“波”が交互に訪れる。超楽観は6月22日(日経平均株価は7万2831円のザラバ高値)、8月14日(同6万9608円)、10月6日(同7万0798円)だろう。
逆に、総悲観は7月29日(日経平均株価は6万0448円のザラバ安値)、9月14日(同6万2726円)、10月23日(同6万1462円)である。中東情勢の行方、激化するサイバー攻撃、アメリカ中間選挙を控えた様子見ムードなどを気にしているものの、基本はAI・半導体、データセンターセクターの“崩れ”にあろう。
先週末(10月30日)の日経平均株価は1369円(2.12%)安の6万3290円と急落した。ハイテク株の下げがきつい。NYダウは572ドル(1.09%)安の5万1770ドル、ナスダック指数は747ポイント(2.86%)安の2万5437ポイントだ。やはり、AI・半導体、データセンターセクターが売り込まれている。
そうした状況下、当コラム推奨のオリエンタルランド(4661)、NTT(9432)、東京海上ホールディングス(8766)、富士急行(9010)などはしぶとい。要するに、打たれ強いということ。全般相場は下値模索の展開だろう。マーケットは6万0448円を意識している。こんな波乱局面では筆者の銘柄がいかんなく強みを発揮する。
11月17日(火曜)に日本証券新聞社主催の株式講演会を開催します。
会場は名古屋・今池ガスホール、筆者(杉村富生)の登壇15:30〜16:30です。
演題は『第4次産業革命は最終ステージに!』になります。
入場は無料、ぜひご参加を。

