6月以降の株式市場はオプション取引のSQに振り回される展開が続いている。乱高下である。日経平均株価は6月22日に、7万2831円(ザラバベース)の史上最高値をつけた。この時点ではAI・半導体、データセンター関連株が大フィーバーを演じ、「8万円台乗せは時間の問題」(市場関係者)といわれていたものだが…。
人気銘柄のキオクシアホールディングス(285A)は11万2700円(その後、1対3の株式分割)の高値まで買われた。6月22日のこと。しかし、その直後に状況は一変する。ハイテク業界には逆風が吹き荒れ、キオクシアホールディングスは3万6020円の安値をつけた。実に、時価総額が40兆円吹っ飛び、下落率は何と68%に達する。
日経平均株価は7月29日に、6万0448円の安値があったが、8月14日には6万9608円の高値まで戻した。上昇幅は9160円、上昇率は15.2%だ。9月14日には再び6万2726円まで下げた。いや~、忙しい。10月6日には7万0798円の戻り高値をつけている。上昇幅は8027円、上昇率は12.9%となる。
ボラティリティ(株価変動率)の高さはオプション取引のショート筋(プットの買い、コールの売り)の存在に起因する。彼らは総悲観の状況下、総力を挙げ売りまくり、超楽観の局面では買い戻す(ショートスクイーズ)のだ。極端である。業者は顧客の売りポジションのリスクを避けるため、先物を使ってヘッジ(ガンマスクイーズ)をかける。
そのSQ(10月限)は先週末に通過した。SQ値は6万8465円だった。この結果、相場は通常のパターンが復活するだろう。チャート的に元気なやまみ(2820)、サンコール(5985)、ソリトンシステムズ(3040)、セグエグループ(3968)、日清紡ホールディングス(3105)は狙える。FFRIセキュリティ(3692)は独歩高になろう。
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筆者(杉村富生)の登壇時間は16:25~17:25です。入場は無料、ぜひご参加を。
2026年後半の相場展望、および活躍期待セクターについて解説します。
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