投資家の皆さんが「エッ?」と反応する銘柄を狙う!

杉村富生 兜町ワールド

当然の値固め局面だろう。日経平均株価は一気に、7万円台を奪回してきただけに、短期的には騰勢一服となろう。売り方(ショート筋)の買い戻し(踏み)が一巡したこともある。古来、「逆日歩に買いなし」というが、売り方が全滅したあと、買い方だけが取り残される。ただ、今回の場合、反騰相場は大きな“うねり”を伴っている。

その“うねり”とは何か?それはイラン戦争の終結期待→原油価格の急落→インフレリスクの後退→利上げペースの鈍化である。さらに、エヌビディア(NVDA)の次世代半導体GPU(Vera Rubin)の生産が軌道に乗り、マイクロン・テクノロジー(MU)、SKハイニックス(SKHY)のHBM(高帯域幅メモリ)が増産体制に入った、という。

HBMはAI半導体GPUに、データを高速供給するメモリだ。GPUとHBMは同時梱包され出荷される。つれて、NAND型の記憶メモリ(SSD)の需要が高まっている。これはキオクシアホールディングス(285A)が生産している。株価は信用取引(買い残)の重みに調整しているが、1万7000円台は突っ込み買いのチャンスだろう。

このほか、ガソリンスタンド無人化の切り札といわれる顔認証システムを手掛けているELEMENTS(5246)、材料豊富(切り口多彩)な富士通(6702)、ローツェ(6323)、東京電力ホールディングス(9501)はじっくり狙える。特に、富士通は抜群に強い。大出直りとなろう。ここは出遅れ修正の動きが期待できる。

東京電力ホールディングスとNTT(9432)は講演会では「2027年に向けて、居どころを大きく変えそうだ」と指摘、安いところ(東京電力ホールディングスは500円がらみ、NTTは160円前後)を「ていねいに拾っておきたい」と主張している。しかし、投資家の皆さんの反応は多くが「エッ?」だ。だからこそ、「妙味あり」と判断する。

10月24日(土曜)にラジオNIKKEI&プロネクサス共催企業IR&個人投資家応援イベントin金沢を開催します。会場はTKPガーデンシティPREMIUM金沢駅西口になります。
筆者(杉村富生)の登壇時間は16:25~17:25です。入場は無料、ぜひご参加を。
2026年後半の相場展望、および活躍期待セクターについて解説します。
https://www.radionikkei.jp/irevent/261024kanazawa.html

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