GO(581A)については公募・売り出し(約4048万株)のうち、2480万株を外国人が取得している。こういったケースでは当初は調整するものの、数年後には大化けのパターンになっている。恐らく、今後は日本交通の買い増し、アルファベットなど提携先が買うだろう。さらに、大手投信の買いが入る。
さて、先週末(18日)の株式市場はFRBのタカ派シフトに加え、NYダウが507ドル安、ナスダック指数が354ポイント安だっただけに、「大幅安になる」(市場筋)とみられていたが、実際は大幅続伸(日経平均株価は1151円高の7万1053円)だった。いや~、強い。日欧(日銀、ECB)の利上げなど「何、それッ」といった状況じゃないか。
なにしろ、異次元の相場である。宇宙的な感覚が必要になる。日本再生を唱えるサナエノミクスに加え、好業績&好需給が株高を支える。TOPIXベースの経常増益率は2027年3月期が14.9%、2028年3月期が10.8%と予想されている。特に、製造業は今期が20.4%、来期が13.8%と高い伸びになる。
この局面での投資方針(戦術)はセオリー的には「続く流れに逆らうな、ついていくのが儲けの道」だろう。あえて、リスクを取りたい。本命はキオクシアホールディングス(285A)、フジクラ(5803)、ソフトバンクグループ(9984)だろう。やはり、ポートフォリオに入れておく必要がある。ローム(6963)、日機装(6376)は一段高となろう。
好業績は企業がコロナショック、ロシアのウクライナ侵攻、トランプ関税、そしてイラン戦争(第3次オイルショックの危機)を克服したことを意味する。需給面では外国人の取得意向の強さをはじめ、年間20兆~30兆円の自社株買いがある。さらに、AI、半導体、データセンターエフェクト(効果)と称される産業構造の激変である。
7月9日(木曜)に日本証券新聞社主催の株式講演会を開催します。
会場は大阪・朝日生命ホール、筆者(杉村富生)の登壇15:00~16:00です。
演題は『異次元の相場にどう対応するか?』になります。
入場は無料、ぜひご参加を。

