ちょっと悲しすぎないか。日本の主力企業の時価総額が“小粒”なこと。ちなみに、マイクロン・テクノロジー(MU)の時価総額は170兆円、台湾のTSMC、韓国のSKハイニックス、サムスン3社の時価総額は各1兆ドル(約160兆円)を超えている。日本企業はおしなべて”小粒”である。中・長期的に、この修正が始まった、と思う。
AI時代の半導体業界はエヌビディア(NVDA)のGPU(画像処理半導体)全盛期を経て、SKハイニックス、サムスン、マイクロン・テクノロジーの高帯域幅メモリ(HBM)、そしてキオクシアホールディングスのSSD(ストレージデバイス)の台頭と変遷している。これは単独ではなく、組み合わせて使う。
ちなみに、エヌビディアの時価総額は820兆円だ。キオクシアホールディングスの40兆円とはケタが違う。なお、エヌビディアのジェンスン・フアンCEOは「次の時価総額1兆ドル企業はマーベル・テクノロジー(MRVL)だ」と語っている。半導体企業である。株価は急騰した。影響力はトランプ大統領以上じゃないか。
さて、ここでは宇宙関連セクターに注目できる。6月12日にはナスダック市場に、スペースX(SpaceX)が上場する。時価総額は2兆ドル(約310兆円)になる、と試算されている。大フィーバーになろう。直接的な宇宙関連企業以外にはセック(3741)、コア(2359)、さくらインターネット(3778)、ソリトンシステムズ(3040)などがある。
このほか、株価が強いデータセクション(3905)、ローム(6963)、京三製作所(6742)、三桜工業(6584)は狙える。15~16日の日銀金融政策決定会合の利上げ先取りの視点ではしずおかフィナンシャルグループ(5831)、横浜フィナンシャルグループ(7186)、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)などに妙味があろう。
6月20日(土曜)に日本証券新聞社主催 今村証券協賛の株式講演会を開催します。
会場はFBCホール(福井放送本社)、筆者(杉村富生)の登壇15:00~16:00です。
演題は『サナエノミクス相場が本格始動!』になります。
入場は無料、ぜひご参加を。https://www.nsjournal.jp/seminar/20260620fukui/

