極地豪雨?半導体関連が投げ売り商状に!

杉村富生 兜町ワールド

まさに、極地豪雨である。雷に加え、雹まで降った。先週15日の株式市場は日経平均株価が1244円(1.99%)安の61409円と急落した。下げを主導したのはAI・半導体関連セクターだ。アメリカ市場は15日がウォッチング(日本のSQに相当)。このため、「その後」を警戒し、売り急ぎの展開になったものと思われる。

キオクシアホールディングス(285A)、古河電気工業(5801)、フジクラ(5803)、アドバンテスト(6857)などの人気銘柄をはじめ、ディスコ(6146)、三井金属(5706)、JX金属(5016)、イビデン(4062)などが大幅安となった。投げ売り商状に近い。昨今は順張り投資家が大半だけに、こうなると、手がつけられない商状となる。

反面、この日はストップ高が30銘柄あったことが示しているように、個別物色機運は極めて旺盛である。FIG(4392)、名村造船所(7014)などがそうだ。ファナック(6954)、日立製作所(6501)などは逆行高を演じている。これらの銘柄は狙い目だろう。

長期金利の上昇をイヤ気した面もある。みずほフィナンシャルグループ(8411)は逆行高だ。マーケットでは61415日の日銀金融政策決定会合において、日銀が0.25%の利上げに踏み切るのではないか、との思惑が広がっている。

ベッセント財務長官が訪中(米中首脳会談)前の多忙な時期に、訪日したのは「円安阻止のための為替介入を否定しないが、日銀は金融正常化を遅らせてはならない」との“持論”を伝えるのと、ドル債売却(中東諸国は原油代金が入手できず、ドル債を売る?)の対応が目的だったのではないか。

5月28日(木曜)に日本証券新聞社主催大山日ノ丸証券協賛の株式講演会を開催します。

会場は倉敷市芸文館、筆者(杉村富生)の登壇は15301630です。

演題は『危機は必ず克服される!これが歴史の教訓!』になります。

入場は無料、ぜひご参加を。https://www.nsjournal.jp/seminar/20260528kurashiki/

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