初期波動の銘柄といえばFIG(4392)、河西工業(7256)、サイバーステップ(3810)、AKIBAホールディングス(6840)、テー・オー・ダブリュー(4767)などだろう。データセクション(3905)も久々の始動だ。タチの悪い銘柄だが、動き出すと速い。FIGは連続ストップ高を交え、急騰した。その後は一服している。
FIGだけではない。ストップ高銘柄は昨年来、ユニチカ(3103)、岡本硝子(7746)、QDレーザ(6613)にみられるように、株価暴騰劇の“号砲”となっている。ストップ高?「そんな高いところを」と言う人(投資家)がいるが、この感覚は間違っている。買う銘柄を株価が教えてくれている、と考えれば良いこと。
まあ、ちなきなおみさんの名曲「喝采」ではないが、「動き始めた汽車に ひとり飛び乗った」、これが材料株投資の成功の秘訣(初期波動をつかむ)だろう。現在の汽車、電車はホームドアがあるし、動き始めて乗ろうとしても乗れないが…。昔は連結部分のドアは開いていた。遠い昔の話である。
肝要なのはトレンド(潮流→方向)の確認である。現在の相場は異次元の展開となっている。日本経済はベッセント財務長官の言葉を借りると、「世界の勝ち組」である。中東情勢の混乱(原油価格の高騰、調達難)を克服している。古来、「続く流れに逆らうな、ついてくのが儲けの道」というではないか。
これまでの経験則が通用しないのである。巨額資金の国際マネーが胎動している。なにしろ、アメリカ市場の時価総額(1京2000兆円)は東京プライム市場の10倍のスケールがある。エヌビディア(NVDA)、アップル(AAPL)などマグニフィセント・セブン(時価総額上位のすばらしき7社)だけでも約3倍の規模である。
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