為替が150円近辺まで円高に振れるケースでは日経平均株価はどんな値動きになるのだろうか。今年のゴールデンウイークをノンビリ過ごすためにはその前に利食いを優先し、為替介入リスクに備えておく必要があろう。小すくい戦術ではFIG(4392)、マルマエ(6264)、SMN(6185)、ロココ(5868)の買いが有効である。
為替は1ドル=1円の円高が日経平均株価を300円ほど押し下げる。経験則的に、160円→150円の10円の円高では3000円もの大幅な下げが予想される。それに、ハイテク系セクター(輸出関連)主導の相場展開だっただけに、もっと深押しになるケースが考えられる。3月31日のような売りが売りを呼ぶ商状となる。
ただし、こんな局面は天与の買い場となろう。昨年4月7日に、日経平均株価は3万0792円の安値まで売り込まれた。トランプ関税ショックである。だが、その後の株式市場はそこを安値に、猛反発に転じた。マーケット、および企業経営者には危機を乗り越える“力”がある。
30日の為替は160円台に乗せてきた。危ない状況だ。ただ、介入による円高は(円安は日本売り?為替介入に接続性は乏しい)短期的だと思う。もちろん、ファナック(6954)の場合、想定為替レートは1ドル=150円だ。FA、ロボット、ロボマシン向けの部品が絶好調である。さらに、上限1000万株の自社株買いを発表している。
このほか、AI・半導体、フィジカルAI関連ではハーモニック・ドライブ・システムズ(6324)、キーエンス(6861)、山洋電気(6516)などに注目できる。フィジカルAIとは人工知能とロボティクスの融合である。この分野ではファナック、安川電機(6506)が強い。ともに、中・長期的には大幅高となろう。
5月23日(土)にラジラジオNIKKEI プロネクサス 東京証券取引所主催J-REITファン東京を開催します。会場は建築会館ホールになります。
筆者(杉村富生)の登壇時間は17:05~17:55です。入場は無料、ぜひご参加を。
2026年前半の相場展望、および活躍期待セクターについて解説します。https://www.radionikkei.jp/jreitfan/260523tokyo.html

