4月24日付のコラムの続きになるが、日本の最高裁判所の大ホールには左手に天秤、右手に剣を持ったブロンズ像(ギリシャ神話の法の女神「テミス」をモデルした“正義”の像)がある。天秤は「公平・平等」を、剣は「法を犯す者は罰する」(たたっ切る)という強い決意を示している。ルール(法律)は守らねばならない。当然のこと。
オーストラリアの先住民「アボリジニ」は雷の精霊「ナマルゴン」を信仰している。ルールを破ったものにはカミナリが落ちる、という伝えだ。しかし、昨今の国際社会では超大国が国際法、条約(国家間の取り決め)を平気で破る。それを罰する仕組みがない。国連はあまりも無力だ。超大国には拒否権がある。
しかし、国内法は別だ。アメリカの場合、戦争権限法(War Powers Resolution)が存在する。大統領の軍事行動(他国との戦争)を議会が制限・監督するための法律である。この法律は議会の承認のない軍事行動は「60日以内に終結しなければならない」と定めている。その期限は5月1日だ。だからこそ、トランプ大統領は焦っている。
イランは強気だ。ただ、内心は違う。無益な戦争(誇り高きペルシャ人だけに、攻められると反撃する)はしたくない。とはいえ、イスラム革命防衛隊は強いし、意気軒昂だ。アメリカ軍が地上戦を仕掛ければ兵士の損傷は計り知れないものになろう。トランプ大統領の支持率は36%と危険ゾーンに到達しつつある。
まあ、ここは双方ともに意地を張らず、和平の道を選択するのがベストと思う。物色面では岡野バルブ製造(6492)、津田駒工業(6217)、YE DIGITAL(2354)、菊池製作所(3444)、日本ギア工業(6356)など逆行高の銘柄、安値圏のSMN(6185)などを狙いたい。全般相場にはガイダンスリスクが存在する。
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