国際マネーが狙う銘柄のポイントは?(2)

杉村富生 兜町ワールド

ただ、ここにきて超値がさ株のフィーバーにはやや過熱感が台頭している。それがキオクシアホールディングス(285A)だ。414日の売買代金は16400億円に膨らみ、東証全体の売買代金(84300億円)の19.5%を占めた。25日移動平均線とのカイリ率は50.5%だ。ちょっと、やりすぎではないか。

もちろん、外国人の猛攻は続くだろうし、その場合のターゲットはこの前述の3セクターになるのは間違いない。とはいえ、買いづらい局面なのは確かである。したがって、この局面は安値圏のムニノバホールディングス(547A)、FIG(4392)、CKD(6407)、UACJ(5741)などを静かに仕込む投資戦術を提唱する。

さて、ナスダック指数は12連勝(416日現在)である。買い気はすこぶる強い。原油価格(WTI)は1バレル=88ドル前後に値下がりした。これを受け、ハイテク系銘柄に特色のホコ先が向かっている。一時は利下げ期待どころか、利上げムードが高まっていただけに、リスクオン姿勢が鮮明になりつつある。

イラン、アメリカ、イスラエルは戦争に疲れが見える。特に、イスラエルは兵員不足が指摘されている、という。アメリカの場合、今回の戦争でパトリオットミサイルを850発使用、在庫が払底しているらしい。実際、日本が購入契約したパトリオットミサイルはいまだに納入されていない。イランは「耐えて和平を選ぶ」戦術ができる。

すなわち、過去の戦争において、負けていないのに「負けた」と見せかけ、和平に進み、勢力を温存する作戦だ。今回もそうするだろう。トランプ大統領は「戦争権限法」の期限(60日)が迫っていることもあって、戦争終結を希望している。ここは素直にパキスタンの顔を立てるのが得策だろう。

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