杉村富生 兜町ワールド
3月27日、30日には配当落ち(日経平均株価で352円程度)に伴う先物買いが2兆円ほどあった、という。このため、急落のあと、指数は戻る。31日の日経平均株価は5万0558円の安値があった。その後は戻っている。
しかし、ショート筋は戻り売りを徹底して行う。反発場面はすかさず売られる。不安定な動きがあと1週間は続くだろう。
この局面ではエネルギー関連の住石ホールディングス(1514)、太平洋興発(8835)、パワーエックス(485A)、K&Oエナジーグループ(1663)、INPEX(1605)などに妙味があろう。油断という言葉があるが、油が断たれてはどうにもならない。石炭は旧燃料の代表的な存在だ。現状では石炭火力発電所が必要不可欠である。
INPEXはオーストラリア、カザフスタン、アゼルバイジャンの天然ガス田、油田の権益を有する。中東情勢がこんな状況になると、日本の生命線的な存在である。カザフスタン、アゼルバイジャンの原油はヨーロッパ向けだったが、今後はスポット物を日本に優先的に配分する、という。
紅海ルート、南アフリカ喜望峰を回るルートが使える。当然、輸送コスト、日数は余分にかかるが、そんなことは言っておれない。なにしろ、原油の調整難である。最悪、原油が断たれようとしている。ここはエネルギー関連セクターに頑張ってもらうしかない。株価は居どころを大きく変えるだろう。
4月14日(火曜)に日本証券新聞社主催の株式講演会を開催します。
会場は東京証券会館、筆者(杉村富生)の登壇は14:40~16:00です。
演題は『春相場は桜満開の展開に!』になります。入場は無料、ぜひご参加を。
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