先週末の日経平均株価の時間外取引は2204円(4.13%)安の5万1169円、NYダウは793ドル(1.73%安)の4万5166ドルだった。NYダウは52週線(4万5515ドル)を下回っている。これでは売りが加速する。日本の機関投資家、外国人は月末から月初にポートフォリオの組み替えを行う。今週、来週はその売りが重なる。
週明け30日は5万0566円の安値まで売られた。全般相場については4月初旬まで気迷い感の強い展開となろう。3月決算期末はいつもそうだし、4月初めは機関投資家が売りから入るパターンが多い。一方、K&Oエナジーグループ(1663)、INPEX(1605)、住石ホールディングス(1514)は逆行高を演じている。
短期的に、動けないのは外国人も同じだ。彼らは月初め(イースター前後)にポートフォリオの組み替えを行う。売買とはいうものの、売らなければ買えない(資金不足)じゃないか。この局面ではエネルギー関連の太平洋興発(8835)、パワーエックス(485A)などに妙味があろう。
中東情勢はやっかいだ。アメリカ軍は第82空挺師団3500人を中東に派遣する。通常の兵力ではない。空挺降下、強襲任務を担っている。精鋭部隊だが、軽武装だ。昔で言うと、「空の神兵」である。狙いはイランの原油積み出し施設のカーグ島らしい。しかし、この作戦を断行すると、中東全体が“火の海”になる流れがある。
ほぼ、間違いなくオイルショックに発展する。これだけは避けて欲しい。いかに、アメリカは中東原油に頼っていないとはいえ、世界経済の混乱はアメリカに波及する。すでに、トランプ政権の支持率は36%とガタガタだが、秋の中間選挙での敗北は確実な情勢だ。支持率の回復にはイラン戦争の早期終結が絶対条件だろう。
4月14日(火曜)に日本証券新聞社主催の株式講演会を開催します。
会場は東京証券会館、筆者(杉村富生)の登壇は14:40~16:00です。
演題は『春相場は桜満開の展開に!』になります。入場は無料、ぜひご参加を。

