筆者が使う私鉄の駅周辺では広範囲に「30ゾーン」になっている。要するに、車は時速30キロメートル以下に徐行せよ、ということ。しかし、朝の通勤時間帯は誰もこのルールを守っていない。みんな猛スピードだ。急ぐ気持ちは分かるが、これは危ない。小・中学生、高校生はもちろん、老人とか、子供が歩いている。
自動車の運転に、スピード違反と飲酒は厳禁である。株式市場だって、スピード違反は良くない。日経平均株価の昨年末(大納会の終値)の水準は5万0339円だった。それが2月26日には瞬間、5万9332円の高値まで駆け上がったのだ。高市政権の経済政策を評価し、一気に、8993円幅の急騰劇を演じたのである。
いかに、高圧経済の断行、国家構造の再設計というトレンドがあるにせよ、時速100キロメートル超の猛スピードで突っ走るのはいかがなものか。ちなみに、日経平均株価が4万円の大台に乗せたのは2024年3月4日、5万円の大台乗せは2025年10月27日だ。早晩、早い時期に6万円台乗せとなろう。
ただ、3~4月には「やや警戒」を要する。3月14日のメジャーSQに向けては利食い急ぎの動きが出るし、中東情勢は不穏(ドロ沼?)だ。地政学上のリスクが高まる。高市首相と植田日銀総裁の会談では「利上げ、金融引き締めは慎重に」との“圧力”があったようだが、これは為替介入の伏線との見方ができる。
この局面ではK&Oエナジーグループ(1663)、日本電設工業(1950)、日本アビオニクス (6946)、セレンディップ・ホールディングス(7318)、浜松ホトニクス(6965)、富士通(6702)などに妙味あり、と判断している。3~4月は上値の大きい銘柄、ないしは大きく売り込まれた銘柄のリバウンドが面白い、と思う。
3月28日(土)にラジラジオNIKKEI プロネクサス 東京証券取引所主催J-REITファンin札幌を開催します。会場は札幌国際ホールになります。
筆者(杉村富生)の登壇時間は16:55~17:45です。入場は無料、ぜひご参加を。
2026年前半の相場展望、および活躍期待セクターについて解説します。
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