マシン(機械)が生み出す株価乱高下!

杉村富生 兜町ワールド

株価は乱高下を繰り返している。3日の日経平均株価の2065円高には正直、ビックリした。まさに、「これは何だ」といった感じである。最近はヘッジファンド、ETF(上場株式投信)、パッシブ運用など、「感情のない投資家」が増えている。人間の心はない。マシン(機械)だ。それが株価の揺れを大きくする。

2日の日経平均株価が高値54247円、安値52655円(値幅1592円)、3日は2065円高となったのが好例だろう。外部環境、材料はまったく関係がない。機械的なシステム売買だ。そして、徹底した順張りである。上がれば買う。下がれば売る。単純というか、分かりやすい。売買されているのはド真ん中の銘柄である。

長期・逆張りは分が悪い。彼らは流動性を重視する。ポイントは商い(売買代金)だ。高島屋(8233)、富士急行(9010)、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)、みずほフィナンシャルグループ(8411)などがターゲットになっている。ダイヘン(6622)、日本精工(6471)なども人気を集めるだろう。

もちろん、好業績だ。野村ホールディングス(8604)、AREホールディングス(5857)、平河ヒューテック(5821)、中国塗料(4617)、東祥(8920)は決算プレイが展開されるだろう。インデックス(日経平均株価、TOPIX)の動きは先物に振り回され激しい。それだけに、森にこだわらず、個別銘柄を攻める戦術が有効と思う。

全般相場は再三指摘しているように、28日の総選挙結果次第である。与党が勝利すれば為替、消費税、対中衝突などすべてが解決する。高市政権が続投の場合、円安・株高→資産インフレの流れが続くだろう。逆の場合は?20102012年の再現になる。ただし、これは国民が決めることだ。筆者がとやかく言うべきではないが…。

経済評論家 杉村富生の2月~3月の講演会情報を更新しました。

2月は東京(12日・28日)、埼玉(24日)、神戸(25日)、

3月は鳥取(5日・6日)、愛媛・松山(14日)、札幌(28日)で開催します。

ぜひ、ご参加をしてみてはいかがでしょうか。会場でお会いしましょう。

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