総選挙では旧公明党は小選挙区の候補者はゼロ(前回は11人)だ。28人の立候補者はすべて比例区に回った。まあ、ほぼ「全員当選」(名簿順位での優先措置がある)だろう。もちろん、選挙は水ものである。投票箱のフタを開けてみないことには結果は分からない。株式市場は予測調査報道に一喜一憂することになろう。
ただ、再三指摘しているように、個別物色機運は極めて旺盛だ。東京電力ホールディングス(9501)の売りは一巡した。中道改革連合の野田代表の「原発の新設を認めない」との発言が大きかった、と思う。いよぎんホールディングス(5830)はシップファイナンスが伸びている。富士急行(9010)は出直り色を鮮明にしている。
株式市場は大荒れ(乱高下)である。投資家の皆さんは振り回されている、と思う。3日の日経平均株価は高値が5万4247円、安値が5万2655円)だった。上下幅は何と、1592円だ。4日は一転、2065円高となった。ボラティリティが高い。いや、高すぎる。やはり、背景には「感情のない投資家」の存在がある。
総裁選の結果予測報道に、一喜一憂するとともに、ケビン・ウォーシュ次期FRB議長の出方にマーケットは身構えている。なにしろ、考え方を含め、人物像が読めない。FRBの総資産圧縮を唱えると同時に、利下げ推進論者だ。FRBの理事時代(当時はバーナンキ議長)は超金融緩和路線に反対した実績がある。
金価格の急落は彼のタカ派姿勢(ドルの信認回復?)に反応したもの。しかし、QE(月間400億ドルの短期国債購入)は始めたばかりだ。これを止め、再びQT(資産圧縮)に戻すつもりなのか。まあ、はっきりしない。就任は5月15日以降だが、議会(上限)の承認が遅れる可能性があろう。
2月25日(木曜)に日本証券新聞社主催 広田証券協賛の株式講演会を
開催します。会場はスペースアルファ三宮(神戸市)、
筆者(杉村富生)の登壇は15:30~16:30です。
演題は『波乱を乗り越え一段高に進む!』になります。
入場は無料、ぜひご参加を。https://www.nsjournal.jp/seminar/20260225kobe/

