外国人(現物)は強気である。今年に入って、1月第1週に1兆2246億円、第2週に7804億円の買い越しと、攻勢を強めている。この背景には高市政権の高圧経済(成長戦略を軸に、積極財政)を評価した国際マネーの日本シフトに加え、ETF(上場株式投信)の存在があろう。
最近、NISA(少額投資非課税制度)の海外資産購入(グローバル投信→年間10兆円が流出)が円安の要因といわれるように、投信のウェイト(影響力)が大きくなっている。金(ゴールド)の場合、ETFのSPDRゴールド・シェア(1326ETF)の現物保有は1086トンに達する。
もちろん、円安には日本の実質金利の低さ(日銀は利上げを行っているが、物価と政策金利をみると、マイナス金利)、対米投資の激増(今後数年間に80兆円)、ドル安に連動などの特殊性が指摘されている。為替介入の効果に持続性はない。為替面の「日本売り」は継続するだろう。
金については世界の年間産出量3600トンのうち、各国中央銀行の買いが年間1000トンにのぼる。中央銀行は外資資産のドル離れ政策(ドルはこの50年間に100分の1以下に)を進めている。そこに、ETFへの資金流入だ。金価格は、目先波乱はあってもジリ高をたどる、と思う。さらに、ドルには資産凍結のリスクがある。
フィジカルAI(人工知能とロボティクスの融合)関連のダイフク(6383)、ファナック(6954)、安川電機(6506)、キーエンス(6861)、SMC(6273)はグローバルロボティクスETFに組み入れられている。資金流入→株高のパターンとなろう。ETFはゴールドもそうだが、需給的に大きな影響力を発揮している。
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