全般相場については3万1000円のフシ目を下抜けた(4月7日の瞬間安値は3万0824円)ために、にわかに弱気説が台頭している。しかし、指摘しているように、3月31日、4月3日、4月4日の暴落は需給面の特殊要因(4日はオプション取引に絡む異常値)によるもの。7日もそうだ。ここからの下値は下ヒゲ形成となろう。
ここは(NEXT FUNDS)日経平均レバレッジ上場投信(1570)の買い下がり戦術をお勧めする。個別銘柄よりも分かりやすい。1口取引だ。最小1万7000円前後で買える。反発に転じた場合、日経平均株価の2倍の値幅効果がある。
やはり、経済的に元気なのは九州である。先月は大坂(2回)、福岡、東京(2回)、岐阜・大垣、熊本などの各都市において、株式講演会を行った。羽田~福岡の空の便は天候不順とあって、大揺れ(かつ、トラブル続出だった)。いや~、こんなケースはめったにない。貴重な経験である。
まず、羽田発は出発間際に「機体不良」のアナウンスがあり、「大幅に遅延します」と。講演時間に対し、早めのチケットを購入していたために、比較的平静に待つことができたが、「機体不良」は気になる。エンジントラブルは怖い。しかし、これが何と、タイヤのパンク。これは珍しい。結局、40分ほど遅れて出発することになる。
福岡→東京(羽田)の帰りの便は強風を受けた押せ押せの機材(航空機)の遅れがあって、予定の出発時間に遅れること50分だった。ただ、追い風の偏西風に乗って(時速1000キロメートル超)、あっという間に東京上空に到着したのだが…。いやはや、ここからが苦労の始まりである。
2024年10月29日(火)に『日刊ゲンダイ』(夕刊紙)に連載が始まっています。
コラム 経済評論家 杉村富生 「新NISAで買っていい?企業診断」の掲載は
毎週火曜日になります。内外の相場環境、流れを詳しく解説しています。好評です。