福岡・熊本(九州)がすこぶる元気だぞッ!(1)

杉村富生 兜町ワールド

全般相場については31000円のフシ目を下抜けた(47日の瞬間安値は30824円)ために、にわかに弱気説が台頭している。しかし、指摘しているように、331日、43日、44日の暴落は需給面の特殊要因(4日はオプション取引に絡む異常値)によるもの。7日もそうだ。ここからの下値は下ヒゲ形成となろう。

ここは(NEXT FUNDS)日経平均レバレッジ上場投信(1570)の買い下がり戦術をお勧めする。個別銘柄よりも分かりやすい。1口取引だ。最小17000円前後で買える。反発に転じた場合、日経平均株価の2倍の値幅効果がある。

やはり、経済的に元気なのは九州である。先月は大坂(2回)、福岡、東京(2回)、岐阜・大垣、熊本などの各都市において、株式講演会を行った。羽田~福岡の空の便は天候不順とあって、大揺れ(かつ、トラブル続出だった)。いや~、こんなケースはめったにない。貴重な経験である。

まず、羽田発は出発間際に「機体不良」のアナウンスがあり、「大幅に遅延します」と。講演時間に対し、早めのチケットを購入していたために、比較的平静に待つことができたが、「機体不良」は気になる。エンジントラブルは怖い。しかし、これが何と、タイヤのパンク。これは珍しい。結局、40分ほど遅れて出発することになる。

福岡東京(羽田)の帰りの便は強風を受けた押せ押せの機材(航空機)の遅れがあって、予定の出発時間に遅れること50分だった。ただ、追い風の偏西風に乗って(時速1000キロメートル超)、あっという間に東京上空に到着したのだが。いやはや、ここからが苦労の始まりである。

2024年1029日(火)に『日刊ゲンダイ』(夕刊紙)に連載が始まっています。

コラム 経済評論家 杉村富生 「新NISAで買っていい?企業診断」の掲載は

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