NYダウ、ナスダック指数ともに大幅安である。NYダウは10日連続安だ。18日は1123ドル(2.58%)安、ナスダック指数は716ポイント(3.56%)安の急落となった。東京市場の影響は避けられないが、底堅い。19日の首都圏は雪だ。いや~、年の瀬なのにとんでもない。ホワイトクリスマスになりつつある。
17~18日のFOMCでは事前予想通り、0.25%の利下げに踏み切った。利下げ確率がほぼ100%だっただけに、マーケットには織り込み済み。むしろ、来年の利下げ回数は4回→2回に修正された。パウエルFRB議長はFOMC後の記者会見において、「今後の利下げは慎重に行う」と述べている。
これは当局の「タカ派シフト」と受けて止められたようだ。実際、10年物国債利回りは瞬間、4.648%まで上昇、ウォール街が危険ラインとする「4.5%」を超えてきた。これでは株式→債権の動きが起きる。
マーケット関係者はとりあえず、利下げ休止と判断、18日の米国市場は売り急ぎの展開となった。為替市場ではドルが買われ、円は1ドル=154円台後半の水準だ。SOX指数は急落である。
この局面は中・小型の防衛関連の東京計器(7721)、三井E&S(7003)、半導体素材のトリケミカル研究所(4369)、PBR0.18倍のウッドワン(7898)、振動試験機のIMV(7760)、ふるさと納税(地方創生)関連のチェンジホールディングス(3962)、思惑妙味のSMN(6185)などを攻める作戦が有効と思う。
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