マーケットに、トランプ旋風(外交・通商政策)が吹きまくっている。日本の長期金利(10年物国債利回り)は13年ぶりに1.5%台後半まで上昇、為替は1ドル=149円台の円高だ。さらに、VIX(恐慌)指数は急上昇、SOX(半導体株)指数は急落している。株式市場は大荒れ(日経平均株価は暴落)である。
しかし、筆者が注力する防衛関連の菱友システムズ(4685)、日本アビオニクス(6946)は逆行高だし、好業績のシンクロ・フード(3963)、タスキホールディングス(166A)、THEグローバル社(3271)は抜群に強い。わかもと製薬(4512)、インフォメティス(281A)、サイエンスアーツ(4412)はジリ高となろう。
サーキュレーション(7379)は生成AI(人工知能)、デザイン経営、ESG(環境・社会・ガバナンス)投資など最先端テーマのリスキング(学び直し)を促すウェビナー「ソノプロ」、ITプロ人材のシェアリングサービス「FLEXY(フレキシー)」が最近の世相を背景に、伸びている、という。
株価は低迷を脱し、上向きに転じつつある。まだ、商いは薄いが、この水準は売る人が少ない。高値は昨年2月2日の917円だ。この水準に接近すると、出来高は急増する。多くの投資家が興味を示す相場サイクルの「第2段階」に突入する。相場巧者は誰も関心を示さない「第1段階」をコツコツと仕込む。
プロはIQに加え、EQ(感情・心理の把握・制御能力のこと)が優れている。いわゆる、心の知能指数である。IQだけでは相場に勝てない。いや、逆に第3段階、第4段階を買ってしまう。株式投資は基本的に「良くなる企業」に投資するもの。高値づかみが得意な人は考えて欲しい、と思う。
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