7~8月、9~10月の株価波乱はAIファンド、ヘッジファンドの崩壊だけに、下げはきつくなった。そのキオクシアホールディングスは10月23日に1万1380円まで売られ、大底を確認、27日には1万4625円まで戻してきた。反発の足取りは鈍いものの、ここは押し目買いのチャンスだろう。
SKハイニックス(SKHY)、マイクロン・テクノロジー(MU)は株式優遇策(マイクロン・テクノロジーは5兆円規模の自社株買い)を検討しているという。SKハイニックスは増配だ。先に、4兆円規模の自社株買いを行った。エヌビディア(NVDA)は今年、24兆円の自社株買いを行っている。
今年6月以降の株式市場は基本的に、ボックスゾーン(往来相場)の動きである。中東情勢(イラン戦争)、金融政策、トランプ大統領の言動(政策)に加え、AI・半導体、データセンター関連セクターの動向に振り回されている。まさに、「材料はあとから貨物列車に乗ってやってくる」の図である。
超楽観は外部環境の好転を背景に、日経平均株価が6月22日に、7万2831円、8月14日に6万9608円、10月6日に7万0798円の高値(ザラバベース)をつけている。安値は7月29日の6万0448円、9月14日の6万2726円、10月23日の6万1426円である。まさしく、往来(行ったり、来たり)相場ではないか。
こういった相場環境においては機関投資家、仮需の動向など需給面に最大限の留意を行って、超楽観→売り、総悲観→買いのスタンスを取りたい、と思う。逆の投資行動では素っ高値を買い、ドン安値を売る最悪の結果となる。すなわち、10月中旬~下旬の局面は断固、買いである。ともあれ、11~12月相場は強い、と判断している。
11月7日(土曜)に日本証券新聞社主催 中原証券協賛の株式講演会を開催します。
会場は木更津・かずさアカデミアホール、筆者(杉村富生)の登壇15:30~16:30です。
演題は『第4次産業革命と株式市場!』になります。入場は無料、ぜひご参加を。
https://www.nsjournal.jp/seminar/20261107kisarazu/

