ミューチュアルファンドの資産規模は?

杉村富生 兜町ワールド

GDPはインド、イギリスに抜かれ、世界ランキングの6位に転落した。いや〜、悲しすぎる。もちろん、円安の影響もある。まあ、人口は減り続けているし、日本は移民を嫌う。高市政権は日本再生プロジェクトを推進しているが、これに反対するグループが存在する。いや~、政治は難しい。フランスの轍は踏むべきではないだろう。

さて、株式市場にとって、アメリカの話題の中心は10月末に決算期末を迎えるアメリカのミューチュアルファンドだろう。その資産規模はどのくらいなのか。ICI(米投資信託協会)によると、株式ファンドが2670兆円、債券ファンドが860兆円、株・債券の混合型が280兆円、MMFが1190兆円など。総額は約5000兆円である。

株式ファンドは9月下旬以降、週間5兆円〜6兆円ペースでの資金流出が続いている。古来、この世界では「泣く子と解約には勝てない」という。ファンドマネージャーは相場観を度外視し、株式を売って、現金を積み増す必要がある。このため、想定外の売り物が出て、株価が急落する。

ここに10月末の決算期末を意識した損益調整が重なっている。利益圧縮のための損出し、決算数字をつくろうための“お化粧”(ウィンドウ・ドレッシング)など。結果的に、株価は波乱に陥る。ただし、これは今週中に一巡するだろう。現状のマーケットは「セリング・クライマックス」である。したがって、突っ込み買いのチャンスだろう。

9〜10月の季節的な要因による需給悪は最終局面に入っている、と思う。だからこそ、ここは突っ込み買いのチャンスだ、と主張している。肝要なのはリスクを取る勇気である。アドバンテスト(6857)、太陽誘電(6976)、村田製作所(6981)、イビデン(4062)、リネットジャパングループ(3556)の時価近辺は買える。

10月29日(木曜)に日本証券新聞社主催 ひろぎん証券協賛の株式講演会を開催します。
会場は広島・はつかいち文化ホール、筆者(杉村富生)の登壇14:40~15:20です。
演題は『第4次産業革命と株式市場!』になります。入場は無料、ぜひご参加を。
https://www.nsjournal.jp/seminar/20261029hatsukaichi/

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