社債が信用不安に陥っているのはハイイールド債だけである。いつも3〜4月、10月にクレジットスプレッドが悪化する傾向がある。この時期に、資金需給がタイトになるのだろう。日足チャートをみると、コアウィーブ(CRWV)の株価は3〜4月、10月に安値をつける。今回もそうじゃないか。
したがって、この信用不安は季節的な現象との見方ができる。恐らく、今週がヤマ場となろう。コアウィーブはアメリカの大手証券が「買い推奨」を出した、という。この局面では売られすぎの銘柄の突っ込み買い、および元気な銘柄の追撃買い戦術が有効と判断する。
具体的にはノースサンド(446A)、ソリトンシステムズ(3040)、カウリス(153A)、セキュアヴェイル(3042)、ショーケース(3909)、SHIFT(3697)などだ。やはり、サイバーセキュリティ関連が強い。サーバー攻撃(日本がターゲット)は一段と活発化している。このセクターはロングランに狙える。
さて、これが現実である。アメリカではスケールがでかい。今年4月、投資信託協会と日本投資顧問協会が統合し、「資産運用業協会」が発足した。その運用資産は1100兆円だ。東証プライム市場の時価総額は1300兆円前後である。これが一般的には巨大な数値なのは間違いない。筆者はすごい、と思う。
しかし、アメリカと比較すると、どうだろうか。アメリカ市場の時価総額は1京3000兆円だ。東証プライム市場の10倍近い。マグニフィセント・セブン(時価総額上位7社)は3800兆円に達する。まあ、日本は「失われた30年」の間に、国と個人がすっかり貧乏になってしまったのは確かである。
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