いや~、ひどすぎる。最近のトランプ大統領の言動である。もともと、マッドマンセオリー(狂人戦略)と呼ばれた人物だが、常軌を逸している。まあ、「太平洋をトランプ洋」とし、「海を取り戻す」との発言は“冗談”と受け止められる。しかし、「ロシア産軽油を輸入する」とか、「ウクライナのゼレンスキー大統領は辞めよ」はいかがなものか。
さらに、ミサイルをぶっ放している北朝鮮との「対話希望」に加え、国際刑事裁判所(ICC)に対する「制裁」などは理解に苦しむ。11月3日の中間選挙(上院100議席のうち、3分の1が改選、下院435議席の全てが改選)を控え、与党(共和党)は苦戦が伝えられている。このため、焦っているのは確かだろう。
このままでは現状の大統領、上下院を共和党が制するトリプルレッド(赤は共和党のシンボルカラー)の構図が崩れるのは間違いない。アメリカ国民の多くはトランプ政権の迷走にあきれている、と思う。ただし、ねじれ現象は過去のケースでは逆に、株高となっている。議会の抑制効果である。
イラン戦争だって、大義名分はない。イスラエルに引きずられただけだ。イラン戦争が原油価格の高騰→インフレリスクの高まりを招き、高金利につながっている。株式市場ではミューチュアルファンド(10月決算)の損益調整の最終局面を迎えている。ウィンドー・ドレッシングだろう。
8~9月は利益圧縮のための損出しが中心だったが、ここにきて利益上乗せを目指し、利食いの玉を売却する行動が目立っている。金利上昇→債券損の穴埋めもあろう。いわゆる、「合わせ切り」である。サイバーセキュリティのソリトンシステムズ(3040)、好業績の古野電気(6814)は狙える。
10月23日(金曜)に日本証券新聞社主催 山形証協賛の株式講演会を開催します。
会場はやまぎん県民ホール、筆者(杉村富生)の登壇15:00~16:00です。
演題は『第4次産業革命と株式市場!』になります。入場は無料、ぜひご参加を。
https://www.nsjournal.jp/seminar/20261023yamagata/

