秋(9〜10月)相場は波乱含みの展開になっています。この季節はいつもそうじゃありませんか。アメリカはサマーバカンス(9月第1週月曜日のレイバー・デーは「夏の終わりを告げる3連休」と呼ばれる)が終わり、機関投資家の多くがマーケットに戻ってくるタイミングです。彼らはまず、円買いを仕掛けてきたようです。
しかし、日本は19日〜23日に、シルバーウイーク(11年ぶりの5連休)を控えています。様子見ムードが高まるのは避けられません。加えて、10日〜11日はECB理事会、15日〜16日にはFOMC、17日は英中銀金融政策委員会、17日〜18日には日銀金融政策決定会合、29日はオーストラリア準備銀行理事会が控えています。
アメリカの雇用情勢は「No hire, no fire」(雇用を増やさず、解雇もしない)と形容されているように、若年層を中心に非常に厳しいのです。ただ、FRBの利上げ確率は65%に高まっています。この局面での利上げは極めて、ハイリスクではないでしょうか。日銀は利上げに踏み切るでしょうね。その確率は97%です。
政策金利を1.25%にし、来春には1.50%〜1.75%に引き上げる方針です。現在、中立金利(景気を冷やしもせず、刺激しない水準)は2.00%程度ですが、ターミナルレート(利上げ局面において、最終的に政策金利をどこまで上げるか、という市場予想)は2.50%前後に切り上がっています。
マーケットは日米の利上げ、および長期金利の上昇に身構えています。とはいえ、日本の長期金利の上昇は高市政権のリフレ政策だけではありません。日銀による年間40兆円〜50兆円ペースの量的金融引き締めが効いている、と思っています。
足元の相場ではキオクシアホールディングス(285A)とソフトバンクグループ(9984)が主役になると考えています。SQは荒れ模様です。
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