9月相場はどんな展開になるのだろうか。11日にはメジャーSQがある。15~16日はFOMCだ。FRBは利上げ方針に傾いている。利上げ確率は65%だ。ウォーシュFRB議長は8月28日のワイオミング州での年次シンポジウム「ジャクソンホール会議」において、「物価上昇圧力に、利上げが必要になる」と語った。タカ派転換である。
もちろん、アメリカの金融政策はイラン情勢(アメリカ軍は苦戦?)次第の面がある。トランプ政権は11月の中間選挙(上院は3分の1、下院は全議員が改選)を控え、それまでに戦争収束→ガソリン価格下落→インフレ抑制を狙っている。すでに、武力による制圧はあきらめたようだ。圧力の主軸は経済制裁(兵糧攻め)に移行している。
日銀金融政策決定会合は17~18日だ。日銀幹部は従来の「金融正常化」(異次元の金融政策の修正)の方針に加え、「インフレに配慮を」と言い出した。政策金利は現在、1.00%だが、これを9月に1.25%にし、将来的に「1.75%~2.00%」にする計画だったが、ターミナルレートは2.50%程度に切り上がった、と推測できる。
いよいよ、日本は本格的な「金利のある世界」に突入する。これはデフレ克服、失われた30年からの脱却を意味する、と思う。金融関連セクターはロングランに狙える。三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)、三井住友フィナンシャルグループ(8316)、みずほフィナンシャルグループ(8411)のメガバンクは一段高となろう。
地銀株はジリ高が見込める。再編の思惑、地方創生の切り口もある。しずおかフィナンシャルグループ(5831)、千葉銀行(8331)、横浜フィナンシャルグループ(7186)をはじめ、岩手銀行(8345)、ふくおかフィナンシャルグループ(8354)、いよぎんホールディングス(5830)などの値動きの良さに注目している。
9月11日(金曜)に日本証券新聞社主催の株式講演会を開催します。
会場は福岡・リファレンスHS福岡天神貸会議室、
筆者(杉村富生)の登壇15:30~16:30です。
演題は『秋相場の活躍期待株を探る!』になります。入場は無料、ぜひご参加を。
https://www.nsjournal.jp/seminar/20260911fukuoka/

