株式市場の金鉱脈を探そうじゃないか?(4)

杉村富生 兜町ワールド

原始的だが、石英のかけら、砂金、鉱山跡などをベースに金鉱脈を探すのはある意味、理にかなっている。なにしろ、「黄金の国ジパング」である。加えて、探鉱技術の進歩が新鉱山の発見につながるだろう。実は、東北の「藤原三代」、武田信玄公の「隠し金山」はいまだに正式には発見されていないではないか。

浜松ホトニクス(6965)はAIデータセンター用を中心に、半導体需要が拡大し、半導体製造・検査装置向け光電子増倍管、キセノンランプが好調である。AIサーバー基板検査の非破壊検査装置向けのマイクロフォーカスX線源も伸びている。2026年9月期は13%増収、23%増益が見込まれ、1株利益は61円(前期は47円)となる。

このほか、半導体商社の好業績が際立っている。トーメンデバイス(2737)、リョーサン菱洋ホールディングス(167A)、東京エレクトロン デバイス(2760)、立花エレテック(8159)、丸文(7537)などがそうだ。AI・半導体、データセンターセクター関連の脇役的な存在だが、有望株は“跡地”にこそ、存在する。

味の素(2802)は半導体パッケージ基板用絶縁材料(高性能ビルトアップフィルム→ABF)が世界シェア85%を誇る。最先端半導体の生産には不可欠の製品だ。アクティビストはABFの「30%値上げを」と主張している。最先端半導体のコストに占めるウェイトはわずか0.1%だ。極端な話、2~3倍の値上げが可能だろう。

全般相場は夏枯れ商状だが、徐々に反騰態勢を固めてくる、と思う。外国人投資家はサマーバカンス明け(レイバー・デー)の9月8日以降、出勤してくると、思う。筆者は9〜10月の日経平均株価の上値を7万3300円がらみと想定している。6月22日の高値7万2831円(ザラバベース)は奪回できる。

9月11日(金曜)に日本証券新聞社主催の株式講演会を開催します。
会場は福岡・リファレンスHS福岡天神貸会議室、
筆者(杉村富生)の登壇15:30~16:30です。
演題は『秋相場の活躍期待株を探る!』になります。入場は無料、ぜひご参加を。
https://www.nsjournal.jp/seminar/20260911fukuoka/

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