お盆休みである。通勤電車がすいている。座れるのは嬉しい。年始年末以来だ。さて、古来、「材料はあとから貨物列車に乗ってやってくる」という。まあ、すべて、後講釈である。今回のキオクシアホールディングス(285A)の暴落は「幽霊の 正体見たり 枯れ尾花」との見方ができる。
暴落の主因が分かったうえ、下落率が68%に達し、時価総額が59.5兆円→19兆円と約40兆円が吹っ飛んだ惨状は株価が売られすぎゾーンに突入したことを意味する。もちろん、多くの投資家が「下げの途中で買うな」というのに、高値をみているだけに、7万~8万円ゾーンで買い下がった。この水準が最多価格帯である。
当面、その下の6万~7万円が戻り売りのメドになろう。ただし、AI・半導体、データセンターセクターの本命的な存在である。中段持ち合いを経たあと、意外な上値を示現する可能性があろう。GO(581A)は6月上場に際し、公募・売り出しの5割強を外国人が持っていた、という。
こんなレアなケースはキオクシアホールディングス、JX金属(5016)と同じだ。外国人は当初、世間体を考え、おとなしくしているものの、必ず強力介入してくる。ファンダメンタルズは良好だ。なにしろ、タネ玉はもっている。GOはそんな感じになりつつある。チャートはフシ目を突破、売り方の“踏み”があろう。
いよぎんホールディングス(5830)は伊予銀行を中核に、保証業務、カードビジネスなどを幅広く手掛けている。地元の今治市には世界第4位の今治造船がある。シップファイナンス(船舶融資)に強みを持ち、ライバルの愛媛銀行と経営統合する。業績は好調(1株利益は2027年3月期が268円予想)だ。連続増配を続けている。
8月27日(火曜)に日本証券新聞社主催の株式講演会を開催します。
会場は東京証券会館、筆者(杉村富生)の登壇15:00~16:00です。
演題は『異次元の急騰相場に乗り遅れるな!』になります。
入場は無料、ぜひご参加を。
https://www.nsjournal.jp/seminar/20260827tokyo/

