再三指摘しているように、キオクシアホールディングス(285A)は「集中砲火」(下落率が68.0%の暴落)を浴びた格好だが、東京エレクトロン(8035)の直近高値→直近安値の下落率は24.7%、アドバンテスト(6857)は同27.2%にとどまっている。結局、キオクシアホールディングスの“一人負け”だったということ。
次に、大事なのはAI、半導体、データセンターエフェクト(効果)相場が終了したのか、否かの判断にあろう。結論を先に言えば「終わっていない」と判断できる。第4次産業革命は始まったばかりじゃないか。それに、ITバブルとは根本的に違う。JX金属(5016)、パナソニック ホールディングス(6752)は絶好の押し目を形成している。
ちなみに、IT(インターネット)バブルは1998~2000年に起こった。ナスダック指数が7カ月で2倍になり、ソフトバンクグループ(9984)が急騰(6ヵ月に8倍、3年間では108倍)するなど、当時は新興企業(特に、IPO)中心の相場だったのだ。アマゾン・ドット・コム(AMZN)、ヤフーが上場したのは1987年秋である。
資金の出所はベンチャー・キャピタル、ターゲットは収益力の乏しい新興企業だった。当時は赤字でも上場でき、売上高ゼロの企業もあった。そんな企業が1株1000万、2000万円の株価を形成した。フィーバーである。そんな企業は現在、ほとんど残っていない。みんな“退場”した。まさに、うたかたの泡(バブル)じゃないか。
しかし、現在のAI・半導体、データセンターエフェクトは地についている。多くの企業のPERは25~35倍にとどまっている。キオクシアホールディングスは6倍前後にすぎない。それに、成長の担い手は既存の巨大企業が中心だ。エヌビディア(NVDA)、マイクロソフト(MSFT)、メタ・プラットフォームズ(META)が好例だろう。
8月18日(火曜)に日本証券新聞社主催永和証券協賛の株式講演会を開催します。
会場は大阪・岸和田天神宮(沼天神)、筆者(杉村富生)の登壇15:10~16:00です。
演題は『異次元の急騰相場に乗り遅れるな!』になります。
入場は無料、ぜひご参加を。
https://www.nsjournal.jp/seminar/20260818kishiwada/

