キオクシアホールディングス(285A)は引き続いて、突っ込み買いの吹き値売り作戦(基本は戻り売り)が有効だろう。押し目買いは不可だ。ギョットするような修羅場を買う。下げの途中の7万~8万円を買った投資家が多い。彼らは戻りを売ろう、と考えているし、機関投資家は持ち株を減らしている。上げ過ぎの反動もあろう。
したがって、短期的には黄金分割比(下落率61.8%の水準)の4万3050円前後(29日には4万1200円の安値)が買い、7万~8万円(とりあえず、5万6000円が上値のカベに)が売りのパターンになる。それに、前述したように、機関投資家がポートフォリオの組み替えを行っている(半導体関連株を売る)可能性がある。
これまではキオクシアホールディングスを「持っていなければ運用競争に負ける」だったが、現状は逆である。今週は27日の中国の半導体メモリ大手のCXMTが上海市場に上場したほか、ハイパースケーラー(データセンターに巨額投資を断行中)のマイクロソフト(MSFT)、メタ・プラットフォームズ(META)が29日に決算発表を行う。
半導体関連では29日にSKハイニックス(SKHY)、30日にサムスン電子の決算発表が控えている。28日に、SKハイニックスの株価は急落した。これらの企業が今後の見通しについて、どんなコメントをするか、これによってキオクシアホールディングスの株価に影響を与えるだろう。
なお、29日はアドバンテスト(6857)、30日は東京エレクトロン(8035)、31日には キオクシアホールディングスの決算発表がある。これまた、注目イベントになろう。この局面での投資作戦・戦術は三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)、いよぎんホールディングス(5830)、岩手銀行(8345)などの銀行株を攻める戦術が有効と思う。
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