7月相場は大荒れの展開となったが、ようやく落ち着きを取り戻しつつある。悪役はキオクシアホールディングス(285A)だった。さて、最新技術の主役のGPU(画像処理半導体)はHopper(ホッパー)→Blackwell (ブラックウェル)と進化し、秋にはVera Rubin(ヴェラ・ルービン)に切り替わる。
すでに、Vera Rubinは生産が始まっているが、歩留まりが悪化しているらしい。Hoppe→Blackwellのときがそうだったじゃないか。それと、最新鋭半導体が投入される(性能は従来タイプの2倍?)のに、“旧式タイプ”を慌てて購入する必要はない。買い控えが起こる。
まあ、いつものパターンだ。当然、高帯域幅メモリ(HBM)、SSD(ストレージデバイス)、CPU(中央演算処理装置)も減産を余儀なくされる。すでに、HBMは減産を行っている、という。HBMの減産を受け、韓国半導体メーカーの株式が急落した。株価が高値圏だっただけに、ちょっとした動きに大きく反応する。
半導体の減産は夏~秋の世界景気に影を落とす可能性がある。キオクシアホールディングス(285A)の暴落はこの動きを予見したものとの見方ができる。すなわち、株価は6ヶ月先を想定し、形成されている。ただ、株価が54.4%も下落し、時価総額が34兆円も吹っ飛んだのは想定外だろう。
こんな状況下、安心して取り組める銘柄はメガバンクだろう。三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)、三井住友フィナンシャルグループ(8316)、みずほフィナンシャルグループ(8411)は金利上昇→利ザヤの拡大のメリットを享受できる。さらに、稼ぐ力は近年、著しく高まっている。株価は抜群に強い。主役に躍り出そうなムードである。
8月18日(火曜)に日本証券新聞社主催 永和証券協賛の株式講演会を開催します。
会場は大阪・岸和田天神宮(沼天神)、筆者(杉村富生)の登壇15:10~16:00です。
演題は『異次元の急騰相場に乗り遅れるな!』になります。
入場は無料、ぜひご参加を。
https://www.nsjournal.jp/seminar/20260818kishiwada/

