キオクシアの暴落についての考察?(1)

杉村富生 兜町ワールド

基本戦術は「突っ込み買いの吹き値売り」だろう。首都圏をゲリラ豪雨が襲っている。被害は大きい。数ヶ月分の雨が集中的に降る。浸水、土砂崩れなどが起こっている。ゲリラ豪雨だけに、突然だ。株式市場(夏相場)は大荒れである。これまた、ショック安(予期せぬ出来事)に近い。被害者が続出している、と思う。

特に、人気銘柄だったキオクシアホールディングス(285A)の暴落だ。6月22日には11万2700円の高値をつけた。それが7月17日には何と、ストップ安の5万2110円である。21日の安値は5万1370円だ。下落率は54.4%に達する。半値以下の水準に売り込まれた。まあ、こんな場面は黙って買うに限る。

時価総額はピークの59.5兆円(6月22日)が7月17日には25.6兆円まで激減した。いや~、ひどすぎる。時価総額は33.9兆円が吹っ飛んだ勘定になる。相場とは恐ろしい。21日のザラバ安値は5万1370円だった。マーケット関係者は「業績は好調だし、外部環境は良好」と解説する。

しかし、それならばなぜ、こんなに売られるのか。株価解析の手法にはファンダメンタルズ・アプローチ、テクニカルアプローチ、ジャッジメンタル・アプローチなどの手法がある。視点を変えると、株価暴落の姿が見える。ともあれ、株価が急落するにはそれなりの理由がある。

さらに、株価の3要素は価値、人気、需給という。価値は企業業績、最終的にはEPSに収れんされる。人気と需給はPERに影響を与える。キオクシアホールディングスの2027年3月の最終純益は3兆8500億円(前期は5550億円)、EPSは7000円強と予想されている。確かに、絶好調である。

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2026年後半の相場展望、および活躍期待セクターについて解説します。
https://www.radionikkei.jp/irevent/260801tokyo.html

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