半導体周辺企業に投資妙味が膨らむ!

杉村富生 兜町ワールド

猛暑の夏である。当面(7~8月相場)は基本的に、「高値持ち合い」、投資戦術は「個別物色」と主張している。日経平均株価が6月22日のザラバ高値(7万2831円)を奪回し、一段高に進むにはキオクシアホールディングス(285A)、ソフトバンクグループ(9984)の大幅反発(本格出直り)が不可欠だろう。

この季節はメチャクチャ暑い。機関投資家(ファンドマネージャー)の多くがサマーバカンスに入る。まあ、どこに行っても涼しいところなどないが…。いまや、避暑地だって、「クーラーがないと暮らせない」という。特に、今年はスーパーエルニーニョが発生しているらしい。台風が多くなる。欧州では1000人単位の死者が出ている。

いや~、この暑さでは株式投資どころではない。とはいえ、個別物色機運は極めて旺盛だ。先週は徳島、大阪に行ったが、講演会場はどこも超満員だ。主催者は「資料が足りない」とか、「イスがない」などと、てんてこまいである。大騒ぎだ。嬉しい悲鳴には違いない。それだけ投資家の皆さんの関心が高いということ。

物色面では半導体関連セクター周辺のローツェ(6323)、SUMCO(3436)、タツモ(6266)、北川精機(6327)、味の素(2802)、パナソニック ホールディングス(6752)などの値動きが良い。経営の軸足をハイテク分野にシフト、業容一変の夢が膨らむとともに、好業績である。

このほか、この局面は情報セキュリティのグローバルセキュリティエキスパート(4417)、FFRIセキュリティ(3692)、電力設備関連のきんでん(1944)、関電工(1942)、金利上昇のメリットを受ける三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)、材料系銘柄のアサカ理研(5724)などを個別に狙う作戦が有効と判断する。

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