株高を支援するこれだけの好材料!(中)

杉村富生 兜町ワールド

足元の相場は高値しぐれ商状に陥っている。チャートの“足形”は悪い。高値形成のパターンだ。やはり、急騰の反動があろう。キオクシアホールディングス(285A)は622日に、112700円の高値をつけている。それが73日には67190円の瞬間安値まで売られた。海外ではマイクロン・テクノロジー(MU)などが急落である。 

韓国ではSKハイニックスが6月中旬に、時価総額210兆円に買い進まれたものの、その後は大幅安だ。エヌビディア(NVDA)の足取りも重たい。マーベル・テクノロジー(MRVL)、コアウィーブ(CRWV)なども値を消している。AI・半導体、データセンターエフェクト(効果)が消滅したとは考えにくいが、目先は値固めが必要だろう。 

波乱局面では常に、アクティビストが暗躍は株価を下支えする。彼らの資金は18兆円といわれているが、バックにはケー・ケー・アル・アンド(KKR)、ブラックロック(BLK)などの巨大マネーがいる。彼らは企業が持つ不動産を「未稼働資産」と決めつけ、売却を迫る。裏では連携している、と思う。 

実際、日産自動車(7201)、サッポロホールディングス(2501)、西武ホールディングス(9024)などはその要求に屈したじゃないか。これらの企業は“虎の子”の優良資産を売却した。バランスシート上は健全な経営判断のようにみえる。しかし、都心の一等地である。それをごっそり持っていかれている。悲しいじゃないか。 

現在、富士急行(9010)、近鉄グループホールディングス(9041)などが狙われている。イワキ(6237)はダルトン・インベストメンツが6.62%の株式を取得、買い増しを続けている。確かに、不動産収益は低採算だ。ROE(株主資本利益率)の向上には障害となる。ただ、効率経営がすべてではない、と判断する。 

725日(土曜)にラジオNIKKEI&プロネクサス共催企業IR&個人投資家応援イベントを開催します。

会場はTKPガーデンシティPREMIUM仙台西口になります。

筆者(杉村富生)の登壇時間は16251725です。入場は無料、ぜひご参加を。

2026年後半の相場展望、および活躍期待セクターについて解説します。https://www.radionikkei.jp/irevent/260725sendai.html

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