アマゾン・ドット・コム(AMZN)が上場したのは1997年秋だが、株価は1ドル前後まで急落したほど。人気はまったくなかった。要するに、歴史は繰り返す、ということだろう。ただし、AI・半導体、データセンターなどはエフェクト(効果)と形容されるなど大人気だが…。
現在はAIを軸に、IoT、ビックデータ、データセンター、フィジカルAI(AIとロボティクスの融合)、ブロックチェーンなどの第4次産業革命に突入している。この特徴はサイバー空間と現実世界の融合である。人間の判断、知能領域に入り込む。知能労働の代替が進む。ここではデータが石油に匹敵する価値を持つようになる。
もちろん、当然のように、反発は大きい。まさに、「いつか来た道」である。自動車だって、当初は「交通事故が起きる」と毛嫌いされたが、いまでは必要不可欠のツールだ。AIもそうなるだろう。人間が普通に使いこなせれば良い。いまや、Chat GPT、Gemini 3 Proなどは多くの人が利用している。
AIインフラの裾野は急拡大中である。半導体だけにとどまらず、サーバー、ストレージ通信、エッジAI、端末、メモリー、電力、冷却システム、ネットワークなどの分野に急拡大をみせている。光と電気を繋ぐ光電融合などの技術革新が進展するだろう。この分野には古河電気工業(5801)、NTT(9432)が注力している。
これを受け、サーバー冷却システムの日比谷総合設備(1982)は既存の空調設備に加え、データセンター向けの受注が増えている。主要顧客はNTTグループだ。NTTとは水冷方式の検証設備に強力関係にある。業績は好調である。2027年3月期は前期に続いて最高益となろう。配当は110円(前期は75円)とする。
7月6日(月曜)に日本証券新聞社主催 阿波証券協賛の株式講演会を開催します。
会場は阿南市文化会館、筆者(杉村富生)の登壇15:00~16:00です。
演題は『異次元の相場にどう対応するか?』になります。
入場は無料、ぜひご参加を。https://www.nsjournal.jp/seminar/20260706anan/

