大垣市はイビデン(4062)の城下町と言って良い。ここには本社のほか、主力工場がある。かつて、大垣市の商店街は「シャッター通り」と呼ばれていた。岐阜県の岐阜市、大垣市はかつて繊維の町として栄え、演歌にも登場したほど。それがすっかりさびれていた。「柳ヶ瀬ブルース」はどうなったのか。
しかし、今は違う。エヌビディア(NVDA)のGPU(画像処理半導体)、インテル(INTC)のCPU(中央演算処理装置)向けのパッケージ基板が絶好調である。いまや、利益の8割をデータセンター関連分野が稼いでいるという。今後5年間に、年商を上回る5000億円を投じる。
産業革命(第1次)は18世紀後半に始まった活版印刷、蒸気機関、紡績機械の発明を元祖とする。いわゆる、機械化である。労働力をめぐる闘いの南北戦争はこの時期に起こっている。人々はこうした動きに反発した。「俺たちの仕事を奪う」とか、「人間性が失われる」と。チャップリンの映画「モダン・タイムス」が好例だろう。
次は19世紀後半~20世紀初頭の第2次産業革命である。電力が発明され、鉄道が開通、大量生産の時代に入る。大量生産は物が余る時代を迎え、そのはけ口(消費地)を求め、新興国に進出する。余剰所得はカネ余りを生み、投資先を求める。植民地化だ。これを経済学、政治学的には「帝国主義」という。
そして、20世紀後半はコンピューター、IT、オートメーションの流れ(第3次産業革命)である。当初、インターネットは「そんなもの」と軽くみられていた。1997年11月上場のアマゾン・ドット・コム(AMZN)、ヤフーの当初の株価状況を端的に示している。今はどうか。なくてはならないものになっている。
7月9日(木曜)に日本証券新聞社主催の株式講演会を開催します。
会場は大阪・朝日生命ホール、筆者(杉村富生)の登壇15:00~16:00です。
演題は『異次元の相場にどう対応するか?』になります。
入場は無料、ぜひご参加を。

