異次元の相場!日経平均株価は7万円台突破!(下)

杉村富生 兜町ワールド

すでに、ECB、日本銀行は利上げに進み、主要な中央銀行はインフレ抑制に動き始めている。イラン戦争は収束に向かっているのに。この時期(タイミング)での金融引き締めだ。それだけ景気が良好ということだろう。ただ、イランとアメリカの合意は信用できない。とはいえ、異次元の相場である。マーケットは国難を乗り越えるだろう。

物色の流れはGPU(画像処理半導体)→HBM(高帯域幅メモリ)→SSD(ストレージデバイス)と順番に買われている構図である。CPU(中央演算処理装置)のインテル(INTC)も人気を集めている。GPUは一段と進化を遂げている。具体的にはHopperBlackwell UltraRubinという技術の変遷である。

この延長線上に業容変貌のビルドアップフィルムの味の素(2802)、静電チャックのTOTO(5332)、住友大阪セメント(5232)、半導体パッケージ基盤のTOPPANホールディングス(7911)、竹田iPホールディングス(7875)などがある。筆者はこの産業構造の変化をAI・半導体、データセンターエフェクト効果と呼んでいる。

16日上場のGO(581A)は2910で初値をつけたあと、19日には2215円の安値をつけるなど、波乱含みだが、公募価格(2400円)を割り込んだ局面は買える。配車アプリのGOにはアルファベット(GOOGL)と組んでの東京都内での自動運転タクシーなど将来性だけではない。大きな魅力がある。それが需給関係だろう。

今回のIPOの主幹事証券は野村証券だった。シェアは59%である。大型IPOの場合、野村証券は公募・売り出し株数の56割を外国人向けとする。過去の大型IPOのKOKUSAI ELECTRIC(6525)、キオクシアホールディングス(285A)、JX金属(5016)がそうだった。その後の株価は?改めて述べるまでもない、と思う。

7月6日(月曜)に日本証券新聞社主催 阿波証券協賛の株式講演会を開催します。

会場は阿南市文化会館、筆者(杉村富生)の登壇15001600です。

演題は『異次元の相場にどう対応するか?』になります。

入場は無料、ぜひご参加を。https://www.nsjournal.jp/seminar/20260706anan/

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