ウォール街では「スペースXの時価総額は将来的に、エヌビディア(NVDA)を抜くだろう」との超強気の声が出ている。実際、宇宙データセンター、Starship(スターシップ)、Starlink(スターリンク)プロジェクト、XAIの経営統合など夢は大きい。ただ、2025年12月期は7900億円の赤字である。利益をどう上げるかが、カギとなろう。
物色面では引き続いて、キオクシアホールディングス(285A)が主役だろう。時価総額は53.6兆円に膨らんでいるが、ライバルのマイクロン・テクノロジー(MU)、サムスン電子(Korea SE)、SKハイニックス、TSMC(台湾積体電路製造)の時価総額は軒並み1兆ドルを超えている。100兆円だって、おかしくない、と思う。
半導体業界は独走状態のエヌビディアのGPU(画像処理半導体)を追って、サムスン電子(Korea SE)、SKハイニックス、マイクロン・テクノロジーのHBM(高帯域幅メモリ)、そしてキオクシアホールディングスのSSD(ストレージデバイス)につながっている。ともに、AI・半導体、データセンター向けに需要が激増中である。
なお、FRBは16~17日のFOMCにおいて、政策金利の据え置き(3.50~3.75%)を決めたが、参加メンバー(19人)のうち、9人が利上げを主張した、という。利下げの期待は完全に裏切られた。また、ウォーシュ議長は恒例のドットチャートアンケート(金利見通し)に参加しなかった、という。
逆に、年内に「1回」の利上げの可能性が強まっている。フォワードガイダンスは削除された。「緩和バイアス」の文言も消えた。ウォーシュ議長のデビューはとりあえず、タカ派シフトである。日米欧の金融当局は明らかに、金融引き締めに転換した。これが中・長期的に株価にどう反応するか。
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