イラン戦争(2月28日開戦)は予測通り収束に向かいつつある。筆者はもっと早く解決すると思っていたが…。イラン側は意外にしぶとかった。ホルムズ海峡を“人質”に取った成果だろう。アメリカ軍は圧倒的な軍事力(ハイテク兵器)にもかかわらず、完全勝利とはならなかった。まあ、誇り高いペルシャ人はアラブ人とは違う。
しかし、ここがお互いの潮時である。和平交渉がこじれると、ドロ沼に陥りかねない。すでに、トランプ大統領の支持率は危険ゾーンまで落ちている。共和党は11月の中間選挙が気掛かりだ。ここは元気なパワー半導体のローム(6963)、LNG関連、航空機部品、透析装置の日機装(6376)に注目できる。
いや~、すごい相場である。日経平均株価、NYダウ、ナスダック指数はそろって史上最高値だ。アメリカ市場では6月に宇宙開発、AI・半導体関連のスペースX(SpaceX)、9月にはオープンAI、10月にはアンソロピックが上場する。スペースXの時価総額は2兆ドル前後になろう。巨大IT企業のIPOは株式市場を刺激するだろう。
オープンAIはエヌビディア(NVDA)が14兆円、ソフトバンクグループ(9984)が6兆円出資している。ソフトバンクグループの場合、先端半導体企業アーム・ホールディングス(ARM)の時価総額が50兆円に膨らんでいる。日経平均株価は5月25日、瞬間6万5408円まで上昇した。まさに、異次元の相場である。
アーム・ホールディングスは発行株式数の90%をソフトバンクグループが保有する。この2社の含み益を考えると、時価総額40.9兆円は安すぎないか。まあ、オープンAIの上場までは折に触れて物色されるだろう。個人投資家は多くの人達が「あと100株しか残っていない」と嘆いている。
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