イラン情勢(ホルムズ海峡)に一喜一憂する展開が続いている。マーケットはイランとアメリカの停戦協議に振り回されている。封鎖→急落、解除→上昇のパターンである。基本は突っ込み買いの吹き値売りだ。基本形は悪材料出現→買い、好材料出現→売りの投資戦術になる。
しかし、再三指摘しているように、イラン戦争は最終局面を迎えている。アメリカの戦争権限法は「議会の承認がない場合、60日以内に戦争を終結しなければならない」と定めている。その期限は4月29日だ。イラン、アメリカ双方ともに強気発言とは裏腹に、焦りがみられる。しょせんは目的が乏しい不毛の闘いだろう。
トランプ大統領の「核開発を許さない」との発言はイスラエル、北朝鮮、パキスタンなどに通用するのか。超大国は核開発をやめようとしない。すでに、人類を滅ぼすだけの核を持っている、というのに。そもそも、ロシア、中国、アメリカはやりたい放題である。国連はあまりにも無力だ。彼らには拒否権がある。
だからこそ、戦争は継続しない。イランは負けるのが上手だ。そうやって、存続してきた。この局面において、国の存亡を賭けて抵抗する必要はない。外国人はそのことを理解している。外国人(現物)は4月第1週に1兆9149億円、第2週に1兆6418億円買い越した。彼らは「戦争後」を見据えている。
彼らが重視するのはテーマ性、業績面(PERは低PERよりも高PERが好まれる)はもちろんのこと、流動性、株価の強弱(新高値銘柄を狙う)などだ。このため、売買代金ランキング、時価総額ランキング、単元株価(値がさ株を志向)ランキングを重視する。ここではユニチカ(3103)、YE DIGITAL(2354)に妙味があろう。
4月28日(火曜)に日本証券新聞社主催の株式講演会を開催します。
会場は北海道自治労会館、筆者(杉村富生)の登壇は15:30~16:30です。
演題は『春相場は桜満開の展開に!』になります。入場は無料、ぜひご参加を。

