桜が咲く季節は雨が多いし、花冷えという言葉がある。寒の戻りだ。株式市場は、3月中旬~4月中旬は荒れやすい。特に、今年はイラン戦争が加わった。3月決算特有の動きもあろう。内外の機関投資家はポジション調整を行う。外国人はイースターが分岐点だ。買い手不在の状況となる。
今年は日経平均株価が3月31日に瞬間、5万0558円の安値まで売られた。2月26日には5万9332円のザラバ高値をつけている。一気に、8774円幅の急落だ。ちなみに、昨年末(大納会)は5万0339円だった。完全に、「行って来い」である。もちろん、主因はイラン戦争だが、1~2月の急騰の反動もあろう。
要するに、相場は調整(休養)を欲しがっていた、と思う。確かに、イラン戦争、原油価格の高騰(ホルムズ海峡の封鎖)は重大な出来事である。ただ、世界の金融面での流動性に不安はない。この点は2008年7月(原油価格が1バレル=150ドルに接近、金融ストレス指数が急上昇、9月にリーマン・ショックが起きる)とは違う。
それに、イラン戦争はそろそろ終わる。この局面はアクティビスト(ブラックロック・ジャパンなど)が狙うコメダホールディングス(3543)、三井化学(4183)、住友重機械工業(6302)などに妙味あり、と判断する。買い手がいる銘柄は買い安心感がある。押し目はすかさず買われる。
このほか、外国人の持ち株比率が40%超のハーモニック・ドライブ・システムズ(6324)、三菱電機(6503)、日立製作所(6501)、村田製作所(6981)などに注目できる。日立製作所の株価はいまひとつさえないが、外国人持ち株比率は51.5%だ。切り口は多彩である。
4月18日(土曜)に三木証券主催の株式講演会を開催します。
会場はヨコスカ・ベイサイド・ポケット(横須賀芸術劇場小ホール)、
筆者(杉村富生)の登壇は13:30~15:00です。
演題は『高市一強時代の投資戦術!』になります。入場は無料、ぜひご参加を。

