当面はテーマ性内包の材料株軸の個別物色の展開に!

杉村富生 兜町ワールド

東京市場は強い。好業績、好需給が株高を支えている。さて、FRBの次期議長にはケビン・ウォーシュ氏が就任する。パウエル氏の任期は515日まで残っているが、ほぼレームダック状態だ。3月のFOMC1718日)には参加するが、政策決定にはノータッチだろう。利下げない、と思う。

FOMCのメンバーに、利下げどころか、利上げを求める人物(2名)が登場している。ウォーシュ氏の利下げ慎重論、FRBの資産圧縮説に呼応したものとの見方がある。これでは短期的にはハイテクを買い進むわけにはいかないだろう。実際、「HALO投資」がクローズアップされている。

物色面では先週に、原子力関連の東京衡機(7719)、ロボットスーツのCYBERDYNE(7779)などが商いを伴って買われていた。FIG(4392)は大型ドローン、半導体工場向けの搬送システムなどを手がけている。株価は340円がらみ。好業績だし、10円配当を行っている。配当利回りは2.94%ある。

NYダウ、ナスダック指数ともに、高値波乱に陥っている。アメリカ市場のモヤモヤ(気迷い感の台頭)はアメリカ軍のイラン攻撃の接近(地政学上のリスク)、トランプ政権が関税政策のよりどころにしてきた国際緊急経済権限法(IEEPA)に対する連邦最高裁の違憲判決、などが影響している。

さらに、アンソロピック・ショック騒動がある。巨大IT企業(ハイパースケーラー)の株価は「落ち葉しぐれ」商状だ。資金流出が著しい。マグニフィセント・セブン(アメリカ市場の時価総額上位7)の時価総額はこの1ヶ月間に、182兆円減少した。もっとも、それでも東証プライム市場の3倍近い3150.5兆円あるが

3月5日(木曜)に日本証券新聞社主催 大山日ノ丸証券の株式講演会を開催します。

会場はとりぎん文化会館(鳥取市)、筆者(杉村富生)の登壇は15301630です。

演題は『日本の株式市場は波乱を乗り越え一段高に進む!!』になります。

入場は無料、ぜひご参加を。https://www.nsjournal.jp/seminar/20260305tottori/

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