日経平均株価のEPSが増加に転じる!

杉村富生 兜町ワールド

株式市場の活況が続いている。さて、改めて述べるまでもない。株価を決めるのは価値、需給、そして人気である。これを株価の3要素という。価値は経営資源のすべてだが、最終的には1株利益(EPS)に収れんされる。需給と人気はPER(株価収益率)に影響を与える。ちなみに、株価はEPS×PERの計算式になる。

株価が上昇するにはEPSが増加する(好業績)か、PERが上昇すれば良い。すなわち、需給の改善、物色人気の高まりだ。ここ数ヵ月の株価急騰は高市政権の経済政策(高圧経済、財政出動、成長戦略など)を評価したもの。日経平均株価の1株利益をみる限り(減益基調)、需給と人気による「片肺飛行」だった、との見方ができる。

しかし、この状況が変わりつつある。ここ数日、日経平均株価の1株利益が増加に転じてきたのだ。17日時点では予想ベースのPERが19.97倍、実績ベースが20.19倍となっている。これを1株利益に直すと、予想ベースが2833円、実績ベースが2802円となる。いや~、久々に増益(1.1%増)転換である。

さらに、大手証券の予測によると、2026年度は1割前後の増益が見込まれている。この場合、1株利益は3116円となる。反面、PERは18.15倍に低下する。仮に、20倍に評価すると、62300円がらみの上値のメドが算出される。年内に、この水準をクリアするのはほぼ問題ない、と思う。

物色面では元気なソフトウェア・サービス(3733)、ジーエス・ユアサ コーポレーション(6674)、リンテック(7966)、放電精密加工研究所(6469)、ミクロン精密(6159)、さくらインターネット(3778)などに妙味があろう。ガバメントクラウドのさくらインターネットは出直りの動き。IR関連の日本金銭機械(6418)は動兆しきりである。

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