2026年相場の本命的なセクターは?

杉村富生 兜町ワールド

いや~、ビックリである。週明け9日の株式市場は総選挙での与党勝利(自民党の獲得議席は118増の316、日本維新の会を合わせると、352と圧勝、中道改革連合は118減の49と惨敗)を受け、日経平均株価が瞬間、5万7337円(前週末比3084円高)と暴騰した。すごい買い気だ。売り方は総崩れ、全滅ではないか。

株式市場の反応は素直である。ただ、石破茂前首相など反高市グループは今回の総選挙の結果を複雑な思いで眺めているようだ。マスコミを含めて、批判的なコメントが多い。まあ、当然の行動といえるが、「あなたはどうだったの?」と問いたい。国民の支持率は低迷し、選挙は負けっぱなしだったではないか。

高市早苗首相はとりあえず、4年間の長期政権になろう。4年間は解散・総選挙をやる必要がない。“女王”誕生との声がある。この間、腰を据えて日本再生プロジェクトに取り組める。成長戦略の断行、社会インフラ(国土強靭化)の整備、防衛力の強化、日米連携(アメリカ投資)の推進などに加え、財政出動を積極的に行う。

株式市場は週明けに大幅高となっただけに、テクニカル的には「値固めが必要」との見方が聞かれる。しかし、大きな「うねり」は始まったばかりである。すなわち、サナエノミクス(日本再生第2ラウンド)の開演だ。対米投資関連の日立製作所(6501)、大成建設(1801)、五洋建設(1893)は息の長い上昇相場に突入である。

再三指摘しているように、「失われた30年」の間に、日本国、および国民はすっかり貧乏になってしまった。始まったのはその奪回相場である。物色面ではフィジカルAI(人工知能とロボティクスの融合)関連のファナック(6954)、ソフトバンクグループ(9984)、富士通(6702)、安川電機(6506)などが狙い目だろう。

3月6日(金曜)に日本証券新聞社主催 大山日ノ丸証券の株式講演会を開催します。

会場はエースパック未来中心(鳥取県倉吉市)、筆者(杉村富生)の登壇は15001600です。

演題は『日本の株式市場は波乱を乗り越え一段高に進む!!』になります。

入場は無料、ぜひご参加を。https://www.nsjournal.jp/seminar/20260306kurayoshi/

 

目次