いよいよ、日本再生第2ラウンド(サナエノミクス)の開演である。総選挙は事前の予想通り、自民党の圧勝(316議席を獲得)となった。比例区では13人分の候補者が足りなかったほど。高市早苗相の好人気がそのまま獲得議席に反映されている。高市政権の高圧経済(財政出動、成長戦略の断行)が加速することになろう。
株価は「とりあえず、与党の勝利を織り込んだ」との見方があるが、これは違うと思う。総選挙での自民党の大勝は小泉構造改革、アベノミクス(安倍政権)などが知られている。この場合、外国人の買いが小泉構造改革では35兆円、アベノミクスでは25兆円あった。今回はそのスケールを上回る可能性がある。
ちなみに、今年に入って外国人は1月第1週~第4週に2兆3569兆円買い越している。とてもこんなものでは済まないだろう。9日の日経平均株価は瞬間3000円超(ザラバ高値は5万7337円)の急騰劇を演じた。まあ、ちょっとはしゃぎすぎだが…。買い気が強いのは確かだろう。
外国人(国際マネー)には多極分散投資の流れがある。それに、アメリカ市場の時価総額が1.1京兆円を超えているのに対し、日本市場の時価総額(プライム市場)は1250兆円(2月5日時点)にすぎない。マーケットの規模が違う。運用資産2000兆円のブラックロック(BLK)など巨大ファンドが続々と参入している。
テーマ的にはまず、国土強靭化に注目できる。大成建設(1801)、五洋建設(1893)などは港湾整備の流れに乗る。さらに、好業績、チャート妙味のニッスイ(1332)、四電工(1939)、ダイダン(1980)、ダイヘン(6622)、ふくおかフィナンシャルグループ(8354)などが狙い目と判断する。
3月5日(木曜)に日本証券新聞社主催 大山日ノ丸証券の株式講演会を開催します。
会場はとりぎん文化会館(鳥取市)、筆者(杉村富生)の登壇は15:30~16:30です。
演題は『日本の株式市場は波乱を乗り越え一段高に進む!!』になります。
入場は無料、ぜひご参加を。https://www.nsjournal.jp/seminar/20260305tottori/

