日本の農業は2026年に再生のタイミング!

杉村富生 兜町ワールド

巳年(ヘビ)が終わる。次は午年(ウマ)である。馬のしっぽはたれ下がっている。いや、動物のシッポはみんなそうだ。マーケットでは「午の尻下がり」と嫌うが、気にする必要はない。ジンクスは破れる。2026年相場は日経平均株価がとりあえず、6万円に向け、疾走するだろう。

高市政権はやることが素早い。このスピード感が重要だろう。アメリカ、ヨーロッパ(EU)ともに、政治が揺れている。社会は分断され、所得格差が極端に広がっているのが現状だ。その点、日本はそんなひどい状況にはなっていない、と思う。

確かに、少子高齢化社会の到来は不安材料だが、これはAIを軸に、ロボティクスの導入によって乗り切れる。自動運転(バス、タクシー)が好例だし、工場現場ではロボットの活躍の機会が増える。造船業ではかつて、円高・人件費の高騰を受け、競争力を失ったが、今治造船は自動化の推進によりこの苦境を乗り越えつつある。

すなわち、必要は発明の母という。南北戦争による敗北によって、南部のコットンベルト地帯は黒人の綿摘み作業員を失った。しかし、それを機械化でカバーした。これはアメリカの農業全般について、言えることだ。かつて、アメリカの労働者の78割は農業に従事していた、という。

いまや、それが1%前後だ。だが、アメリカはいまだに世界最大の食糧生産国である。これを可能にしたのが機械化だろう。日本の農業は耕作面積の拡大と一段の機械化が不可欠といえる。農機具大手の井関農機(6310)、下水道再生の切り口を有するクボタ(6326)は2026年には出直りが期待できる。

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