いや~、すごい相場である。日経平均株価は10月30日に、5万1547円の高値まで上昇した。すさまじい買い気だ。怖くなるほど。筆者は日本再生に向けての「第2幕の開演」と主張しているが、株価の勢いはそんなレベルを超えている。多くの投資家の皆さんが「これは何だ」と、戸惑っているのではないか。
日経平均株価はトランプ関税の発動初期の4月7日に、3万0792円の安値をつけている。その安値比直近高値までの上昇幅は2万0256円、上昇率は65.8%に達する。確かに、「これは何だ」となる。通常の感覚(相場観)ではついていけない。これが高市首相の登場、日本再生に対する期待の表れであろう。
実は、筆者は4月7日、株価暴落のまっただ中に、埼玉県本庄市にいた。株式講演会だ。投資家の皆さんは不安そうに、「いったい何が起こったのですか」と。筆者は「いや、心配は無用です」とコメント、「先物主導の急落ですし、これはトランプ大統領のディール(取引)」と唱え、「絶好の買い場提供」と訴えた。現実はそうなっている。
推奨したの(NEXT FUNDS)日経平均レバレッジ上場投信(1570)だ。価格は1万6565円の安値まで売り込まれていた。銘柄は当たりハズレがあるが、これは日経平均株価の動きに2倍の率で連動する。実際、10月30日には4万5600円の高値をつけた。値上がり率は2.8倍である。
物色面ではやはり、ソフトバンクグループ(9984)、フジクラ(5803)、アドバンテスト(6857)、イビデン(4062)などが核だ。大商いだ。イビデンはニデック(6594)に代わって日経平均株価採用銘柄になった。ニデックは急落している。パッシブ運用の買いと処分の明暗である。ニデックは不祥事の収束には時間がかかるだろう。
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