CDマガジンのお知らせです (1)

杉村富生 兜町ワールド

杉村富生の月刊「株式CDマガジン」 20257月号 ご予約受付中です!

「技術革新(イノベーション)が日本を救う!」717日(木)発売!

CD価格:8,800円( 税込 9,680円 )国内送料無料です

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【ダウンロード版】もございます。716日(水)発売!

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パソコンやスマートフォンなどで聴取可能です

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外部環境は相変わらず、不透明ですね。トランプ関税(81日に対米輸出品に25%)に加え、720日は参院選挙です。与党(自民党、公明党)は苦戦が伝えられています。定数248の過半数(125)確保(非改選が75ある)は無理ではないか、と報じられています。

野党の消費税の減税要求に対し、2万円の給付ではポピュリズム合戦です。この国をどうするのか、少子高齢化社会の進展に伴って社会保障費の財源は?劣化が著しい社会資本(特に、上下水道、橋梁、道路など)の再構築は?といった議論はほとんど行われていません。

歴史的には「ポピュリズムは国を滅ぼす」といわれています。直近ではイギリスがそうです。本当に、こんなことで大丈夫でしょうか。

しかし、株式市場は堅調です。市場関係者の間には「なぜだ」との声が出るほどです。この背景には以下の2点が考えられます。

1は良好な需給です。外国人買い(4月第1週~7月第1週に49465億円の買い越し)に加え、自社株買い(15月に12兆円)が高水準です。

さらに、第2は株主還元姿勢の強化です。16月に配当性向の引き上げ、株主資本配当率(ODE)の採用、累進配当の導入など配当方針を変更した企業が263社ありました。これらが株価の下支えになっています。

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