株式投資では“雑学”が意外に役に立つときがある!(下)

杉村富生 兜町ワールド

政府の仕事(責務)は国民の財産、生命、生活を守ること。これにつきる。石破政権にはそれらのすべてが欠けている。「裏金問題」に逃げてはダメ。国民は賢い。

好業績のアジアパイルホールディングス(5288)、構造計画研究所ホールディングス(208A)、ショーボンドホールディングス(1414)、アニコム ホールディングス(8715)は狙える。

さて、トーメンの話だが、結果は?豊田通商(8015)が救済合併に踏み切った。合併比率に不満はあったと思うが、トーメンの「価値がゼロ」(倒産すれば紙クズ)にはならなかったのだ。当時、多くの投資家がなぜだッと疑問に思った、と思う。実は、トヨタ自動車(7203)は意外に「義理人情」に厚い会社である。

古い出来事だ。昔、昔のこと。みんな知らない。トヨタグループの創業者の豊田佐吉は画期的な自動機械を開発したものの、まったく売れず、会社は存亡の危機に陥っていた。世界的な発明なのに、「なぜ売れない」。無理もない。販売ルートがなかった。技術者が陥るワナだろう。

そこに、手を差し伸べたのは三井物産(8031)の綿花部長(綿花を輸入し、全国の織物業者に販売)だった児玉一造だ。これは「確かに、日本の繊維業界に役立つ機械だ。私が売りましょう」と。なお、トーメンデバイス(2737)は今も健在だし、好業績企業として知られている。

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